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幻に魅せられて…

山紀行 探索の候

2011年 9月25日~27日 (日~火) 曇りのち晴れ 某所 家族3人のキャンプ
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        例年のごとく、この時期になると、山へ出掛ける、、、、皆さん、無事に帰ってきました ^^



        25日の昼から、忙しく準備して、夕方に出発。
        万が一に備えて、10日分の非常食も積み込んでいる…
        〇県に入ると、電光掲示板の温度表示が、どんどん下がっていく…
        △県に入ったら、10℃、、、先日来からの台風の影響で、いつもの
        林道は、閉鎖…。 迂回して、なんとか目的地に到着した。
        月の無い晩を期待して来てみたが、生憎の曇天(泣)、、、大きな星だけが
        見え隠れ! 早々に寝仕度、、、早朝6時に、家族を残して、探索に出掛けた。


★BGMを聴きながら、、、どうぞ ^^

                     


         台風の影響は酷く、あちこちに爪跡が残り、沢は、凄い勢いで流れている。
         山には、相当量の水が蓄えられているのだろう、、、、。
         一年ぶりの林道は、ケモノ道に変わっていた…鬱蒼とした道をひたすら歩く。
         大きな楢の樹に、そいつは生えている筈なのだが、、、今年は、まったく
         姿も見えない。 季節の異変が原因なのか? 諦めて、引き返す。
         あと一回、ここへ来るつもりだ、、、。 次回に期待 @@;


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           途中の林道沿いには、サルナシが~♪ 大きさは、親指位。
           姿といい、味もキゥイそっくり。 違うのは、外皮がツルっとして薄いことかな、、、



           キャンプの定番、今夜のオカズを釣りに、数キロ離れた渓へ車で移動。
           この渓は、久々、、18年ぶりくらいだろうか? ここで、私は、熊に遭遇!
           そして、、、素手で格闘して、取り押さえた思い出がある。
           といっても、小熊でしたが ^^; 一番、恐れたのが、母熊が近くに
           居るんじゃないか?と、、ドキドキしたことだ。 捕まえた小熊は、
           大きな鳴き声で、叫んでいる。 しばらく経っても、親熊は、出て来ない。
           きっと、逸れてしまったんだろう…。 このまま放しても、生きられる保証は
           ないと判断して、数キロ先の、営林所に持っていった。 その方も、親と
           離れた小熊は、人からエサを食べることが出来なければ、死ぬだけだと
           つぶやく…。 頂いた牛乳を私の指に付け、口先に持って行く、、、
           何度か、チャレンジしているうち、私に馴れたのか? ミルクを舐めだした♪
           ホッと安堵、、、そこで預かってもらうことにして、その小熊がどうなったのか?
           今は、知る由もない。  話が逸れてしまった、、、、^^; 本文を!

 
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         沢に入って、しばらくすると、濁りが出始めた、、、釣りには好条件!
         第一投から、20㎝の良型のイワナが釣れた! ポイントを変える度
         連釣の連続、、、今日は、良い釣り日和だ~♪




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         そして、私の腕も、鈍ってないなぁ~~~と、自負する(笑)
         渓をどんどん奥へ遡る。 狙ったポイントを責めれば、必ずと言っていいほど
         イワナが釣れてくる! 途中から、もの凄い濁り、、、上流部で、土砂崩れが
         発生した様子。 そうなると、釣れないので、諦めて、持参したオニギリを
         食べて、のんびりと自然を満喫。 すると、濁りが薄れてきた!
         釣りを再開する。 とうとう、魚止めまで来てしまった。 小さな滝壺には
         丸太が落ち込んでいる。 そこへ仕掛けを放り込むと、糸がツツーー!と
         走る! こりゃ、デカイかも知れない… タイミングを図って、ビシっとアワせる!
         凄い重量感!!! 竿が立たない、、、手前に引きずり、大きさに驚いた。




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          なんと、久々の大物、全長35㎝の丸々太った大岩魚だ!
          この渓は、頻繁に釣り人が入っているのに、、こんな大物が
          潜んでいたとは… 30㎝クラスも珍しい昨今。
                        


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          4時間の釣行、、、浮き石の上に乗れば、体のバランスが崩れ
          無理な姿勢で、あちこちの筋肉が悲鳴を上げる!
          沢登りは、段差の連続、、、、最近、体力が衰えてきた(嘆)


          久々の大漁 18cm~35cmの岩魚42匹




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          車に戻り、今夜の寝ぐら探し、キャンプ地は、昨年の場所に決めた。
          今回の台風で、上流から流木が沢山、集まっていたからだ。
          草刈から初め、河原に車を下ろした。 そこで、イワナの処理、、、
          腹からは、季節柄、イクラが出てくる。 小瓶に移し、塩酒で〆て
          ダシ醤油に漬ける。 陽も落ちかけてきた、、、何だか、頬とか手首が
          痒い、、、あちゃ~! 山蚊に刺された~(泣) この蚊、、、何日も痒いのだ。@@;
                       


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         魚の処理が終われば、次は、串作り、、、いつものタニウツギを探し
         手早く、串を作り、魚に打つ。 流木を集め、焚き火の開始♪
         火が落ち着いてくるまで、バーベキューやら、釜で御飯炊き。
         イワナに塩を施して、焚き火側に立てかける。 じっくりと遠火で焼く…
         川岸をライトで照らす、川エビが、集まっている。 3~5cmのサイズ。
         持参した、小さなタモ網で、20匹程、捕まえて、ホイルに包み、軽く塩を振る…
         グリルの上に載せて、カラカラに焼く、ひとつ食べてみれば、極上の旨さ!
         缶ビールと、バーベキュー、、、せせらぎの音、そして、空一面の星~♪



                       
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          至福の、ひととき、、、、心地良い疲れと、焚き火の暖かさ
          いつまで、こんな贅沢な遊びが出来るのだろうか…     


★ おまけ画像です ↓








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          土鍋で炊いた、大岩魚メシ! 米も立っています!オコゲもあります、、、^^



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           大岩魚メシの上には、岩魚の「イクラ」 焚き火で焼いた岩魚と共に…

           超贅沢な、晩御飯となりました。            
                        

Commented by 国松 at 2011-09-29 07:59 x
いいもの、拝見!^^
 沢登りですか・・・、最高ですね。天気も良好^^
おいらも、沢登りに突っ込んでたころがありました。
大峰・大台山系中心でした。大台の東の川に行って
大きな石を岩にぶつけると そこにいる魚が失神して
プカァ~と浮いてくる → それを 手づかみ^^
・・・の予定でしたが、大きな石がいいだろうと欲張りすぎて、石と一緒にわが身も川の中にバッシャ~ン・・
大騒ぎしたのを 想い出しました m(_)m
Commented by 国松 at 2011-09-29 08:03 x
大岩魚と「イクラ」・・・・・
よだれが よだれが・・・
はあ~、これを 星空の下で 食する・・・
贅沢の極みでんなあ・・・(嬉)
Commented by coppereye at 2011-09-29 13:32
わあああ、素晴らしい!! 
景色もいいし、魚もおいしそうで〜。
満天の星空の下で焚き火を囲んで、、ほんとに超贅沢な時間ですね。
こんなキャンプ憧れます。

ご無沙汰してしまいました。
元気なんですが、、ちょっと忙しくて。。
Commented by tabikiti at 2011-09-29 16:46
素晴らしい釣果ですね。
海山人さんはやっぱり凄いな~

魚を沢山釣る人は自然に愛されてないと、釣れないんですよね~^^

Commented by aisuman2009 at 2011-09-29 19:20
良い物見せてもらいました。
最近、渓へは撮影にしか行ってません。
釣り竿持って行きたいですね。
Commented by なおなお at 2011-09-29 20:48 x
こんなに沢山の岩魚がいる所があるのですね。
塩焼き美味しそう。
ご飯も。
Commented by sidevision at 2011-09-29 22:35
魚釣りと沢登りなどの疲れることは私には不向きですが、
写真を見る限りではumiさんが生き生きしている様子が感じられます。
いい心の絆創膏になったみたいですね! (^^

ちょっと思ったのですが、
「写真撮影だけ」に徹してこれらの行動をするわけには
行かなかったのでしょうか?
umiさんのこと、あれやこれやと手を出した上でこれだけの作品を
撮り残すことが出来ているのですから、
きっと最初から撮影だけに徹して出掛けていたら
鬼凄い作品が撮れたのではないかな、と…。 (^^;
Commented by candypop-m at 2011-09-30 12:27
大漁のイワナにいくら丼
おぉーーーよだれがぁーーーー♪ 

      垂れた ww
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:02
>国松さん
こんばんは~! おぉ!!! それって、釣りキチ三平かなにか?
で載ってたやつですよね! ^^
私も、以前、試したことがありますが、効率が悪いというか、、、
体力勝負なんですよね ^^;
それ以来、やってませんが、岩魚、アマゴの手掴みは、時々
行うこともあります。 石の下に潜り込んだところを、そ~っと!
9割の確立で、ゲット出きる自信がります。
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:10
>国松さん
続けてのコメント、ありがとうございます。
あちゃ、、これは、家に帰ってから作りましたm(_)m
説明不測で、すみません!(謝)
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:15
>コパさん
こんばんは~! はぃ、なんとか天気にも恵まれて、幸にも♪ ^^
そちらの更新が滞ってたので、凄く心配しておりました。
無事で、なによりです! ^^;
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:18
>tabikitiさん
こんばんは~! いやぁ、、、照れるなぁ~ ^^;
自然に愛される、、、素晴らしい言葉です。
ありがとうございます! ^^
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:24
>愛ちゃん
こんばんは~! 渓流を見ると、撮影したくなるのですが、、、
オカズもゲットしたくなるんですよ~! ^^;
是非、竿も持参してくださいね。
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:27
>なおなおさん
こんばんは~! はぃ、もっとたくさんの岩魚が居る場所も
あるのですが、体力の限界を感じるこの頃、、、@@;
その渓には、もう長いこと行ってません。
焚き火を囲んで食べるって、何でも美味しいですね! ^^
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:32
>rikiさん
こんばんは~! はぃ、御蔭さまで、元気を少し取り戻しました(笑)
出来る事なら、一眼を持ち出して、渓へ分け入って撮影したいのですが
現在、予備もないので、壊したら最悪の事態になるのです。
渓流は、滑ったり転んだり、水没の危険性が大なのです、、、
Commented by umisanjin at 2011-09-30 22:40
>まきさん
こんばんは~! 山のキャンプは、これだから、止められません!^^
はぃ、よだれを拭いてくださいね。
Commented by 国松 at 2011-10-01 09:04 x
海山人さんは、達人の域ですねぇ・・・
 おいらはただのやってみたがりなんですけど、
こんなこともありました・・・
 
 ①大台ケ原に生息するという大台サンショウウオの
群棲地を発見!とおもって、冷静に ビンに捕獲・・・
2~3日後、足がでて(むふふ)・・、それから
一週間後 みんな蛙に!(涙)
 ②大峰南部を縦走中、仲間が「サルのこしかけ」の
群生地を発見!その仲間が言うのにはこれは漢方薬としては、高価なものである。山行は さっさと中止して
ザックにおもいきり詰め込んで金儲けしてから、また
山行に 青春をかけよう(?)・・・これも、寄生している木がなにかで値打ちが決まるそうで 没(ただのゴミでした)→ 泣きの涙 m(_)m
Commented by umisanjin at 2011-10-01 21:03
>国松さん
こんばんは~! サンショウウオの卵ですが、春先、まだ残雪の頃
湿地で見かけることがあります。 
形は小さなバナナ型。 オオサンショウウオは、ポンデリングを
伸ばした形です。 蛙でしたか、、、残念でしたね~ ^^;
サルノコシカケは山奥よりも、公園なんかの、梅の古木に生えるのが
価値があります。 
山奥なら、巨大な物が、置物としての価値が、、、、
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by umisanjin | 2011-09-29 01:40 | 山紀行 | Comments(18)

癒されたなら幸せです…

by 海山人